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人を集めるWEBサイトとは?企業のサイト制作&運用で重要な4つのポイント

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株式会社LIG Design / Manager / Account Planner

株式会社LIG Design / Manager / Account Planner

1977年生まれ。東京理科大学を中退後、DTS、Jストリームで主に動画配信関連のプロジェクトを多数経験。2020年LIGにジョイン。コンテンツ配信、Webシステム開発、アプリ開発、システム運用などの経験を活かした提案営業を担当。

Q .サイト制作、何から手をつけたらいい?

A .自社「らしさ」が何かを考えてみよう

LDP編集部:会社情報を掲載するコーポレートサイトや、自社の商品などを紹介するサービスサイトは、会社の顔になるようなものですよね。住宅業界でも、こうしたWEBサイトの制作に力を入れる会社は増えてきているように思います。

長谷川:そうですね。会社の強みや想い、独自性を自由に発信できる場所なので、やっぱり、どの会社様も力が入っていると思います。

LDP編集部:LDPは3月にコーポレートサイトをリニューアルしたのですが、メインビジュアルでどんなイメージを伝えたいか、サイト内のサムネイル画像の表示サイズはどうするか…、私たちの会社そのものをサイトデザインに落とし込むにはどうしたら良いか、とにかく考えました。

長谷川:その企業の「らしさ」を言語化するのはとても大事ですよね。たとえば、やわらかいタッチのイメージの企業であるのに対し、サイトが鋭利で丸みのないデザインになっているのはおかしい。しかし、自社らしさを言語化できていないと、企業として目指している方向性とサイトデザインに乖離が生まれてしまうということは往々にして起こりえます。

Q.“らしさ”を言語化するには?

A .「どう見られたいか」の視点を持とう

長谷川:また、仰るように、企業が作るコーポレートサイトやサービスサイトは会社の顔になるようなものですから、「自社がどう見られたいか」という視点を持って、らしさを言語化することもポイントです。

私たちがクライアントワークで制作を行う際は、会社としてどういったことを目指しているのか、現状どういった課題を抱えているのか、今後どう見られていきたいのかなどを、時に経営層にもヒアリングさせていただき、進めていきます。

実際、LIGも2022年1月にロゴを、そしてサイトを2022年6月にリニューアルし、リブランディングを進めているのですが、それはLIGとしての見られ方を変えていくためなんですね。
というのも、これまでは「LIG=ユニークで面白い会社」といった印象があったのですが、今後はDXの課題解決などコンサルティング領域も事業として展開していくため、見られ方を変えていこうと。

LDP編集部:「どう見られたいか」をしっかりと定め、その見られ方に合わせた「自社らしさ」を言語化していくというのが大切だということですね。

今の時代、ただデザインが綺麗、というだけでは、なかなかユーザーに響きにくい。でも、会社としてどうなっていきたいかというビジョンをもち、それがターゲットの共感につながる言葉やビジュアルになっていて、WEBサイトを通じて発信できると、ファンも生まれやすくなっていく。サイト作りにも、そんなストーリーテリングの発想が重要と考えています。

Q .KPIはどう組み立てたらいい?

A .目的から逆算して考えよう

LDP編集部:広告収入が目的のメディアサイトは、PV数(※1)をKPI(※2)にしていることが多いと思いますが、企業のコーポレートサイトやサービスサイトの場合は必ずしもそれが正しいわけではないですよね。

長谷川:そうですね。一般論で申し上げると、BtoBビジネスの企業であれば、資料請求やお問合せの数をKPIとするのが一般的です。そうした目標設定に対して、未達であれば改善ポイントを洗い出して施策を実行していくべきでしょう。

LDP編集部:私たちも同じ考えで、LDPの場合はPV数よりも、実際に興味を持っていただけたかの指標として、メールマガジンの登録数などを重視して見ています。ただ、PV数が伸びないと資料請求数やお問合せ数というのも伸びてこないと思うので、PV数に注目するのも大事かなと。

長谷川:もちろんPV数と問合せ数にはある程度の相関関係はあると思います。しかし、PV数をメインのKPIとして本来ターゲットではないユーザーまでも無理に集めるような施策を打ってしまっては意味がありません。そのため、PV数はサブKPIくらいで見るべきでしょう。

そしてPV数よりも重要なのは、CVR(※2)です。CVRを改善していければ、PV数は同じでも問合せ数などを増やしていくことができるからです。また、LDPさんのようなBtoBビジネスの場合は成約に至るまでのプロセスが長いでしょうから、潜在見込み客をいかに健在見込み客にするか、比較検討層にするかといった顧客管理も求められますよね。

LDP編集部:まさにそうなんです。やはり会社や商品に興味を持っていただいた方により強く届く情報を発信していきたいので、PVを増やすためのコンテンツというよりは、ターゲットのニーズにあった記事やセミナーを意識して作っています。

長谷川:ターゲットユーザーはどういったキーワードで検索するのか、どういったニーズがあって、どういったコンテンツであればセミナー申し込みしたいと思うのかなど、目的から逆算した設計が重要ですよね。

Q.サイトに人を呼び込むには?

A.広告とSNSを活用しよう

LDP編集部:サイトができたら、どう集客するかが課題ですよね。特に、私たちの場合はセミナー情報も掲載しているので、ただサイトで公開するだけではなく、広告を打つなどして広げていくことの重要性を感じています。

LDPサイトのセミナーページ

長谷川:そうですね。まず前提として、定期的に「どんな情報が出ているかな?」と、自らサイトを訪問してチェックしてくださるようなロイヤルカスタマーというのはなかなかいらっしゃらないんですよね。さらに、セミナー情報などのコンテンツはSEOで上位表示を狙うのが難しい。

なので、集客数を増やすためのWeb広告の施策も行っていくというのはある程度必要でしょう。LIGでは、Google広告などよりもSNS広告のほうが割合としては多いのですが、セグメント配信が細かくできるという理由で、SNS広告を積極的に活用しています。

LDP編集部:LDPでも集客につながるよう、SNS広告を活用しています。どんなクリエイティブだと伝わるのか、毎回試行錯誤しながらやっています。ちなみにLIGさんはSNSでの情報発信も積極的に行われていますが、SNSはどんな考え方で運用していますか?

長谷川:SNSはキッカケづくりのため、という考えが大事かなと思います。SNS上で完結させるというよりも、SNSで興味を持っていただき、サイトに来てもらうという流れをいかにつくるか。自社のサイトやメディアとユーザーの接点をつくるキッカケのひとつがSNSであるという考え方が大事でしょう。

LDP編集部:自社ブランドであるLIFE LABELやDoliveは積極的にSNSを活用していて、実際にサイト流入に繋がっています。ユーザーとの接点をもてるSNSの運用は、やはり重要ですよね。


※1 PV=Page viewの略。Webサイトで表示されたページの閲覧数
※2 KPI=Key Performance Indicator(重要業績評価指標)。企業や組織の目標を達成するために行う日々の活動の具体的な行動指標のこと
※3 CVR=コンバージョン率。サイト・ページを訪れたユーザーがどれだけ、サイトが成果としている目的行動をしてくれたかを測る指標

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