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理想の暮らしを自ら叶える。「PICNIC MOTEL House Project」に込められた思想とこだわり

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NEXTWEEKEND 代表 村上萌
“人生も、ピクニックみたいに自由に作って楽しめばいい”──ピクニック思考をベースに、ライフスタイルプロデュース事業を展開するブランド。Webマガジン「NEXTWEEKEND」をはじめ、雑誌やカフェなど、さまざまな場面で季節の楽しみと小さな工夫を提案。暮らしのアイデアを詰め込んだ書籍『Life is a Picnic』が発売中。2024年9月には12年間愛されてきたWebマガジンの更新を終了。新たな暮らしのブランド「PICNIC MOTEL」を立ち上げ、“発信するメディア”から、“体験を生み出すプロデュースチーム”へと新たな一歩を踏み出している。

熱量の高いファンを集める「NEXTWEEKEND」とは?

——NEXTWEEKENDは、Webマガジンや雑誌、イベントなどさまざまなかたちで理想の暮らしを提案し続けています。中でもWebマガジンには多くのファンがいて、愛され続けてきました。ライフスタイルメディアとして、かなり先駆的なイメージがあります。

NEXTWEEKEND・村上さん:
NEXTWEEKENDは、私が大学卒業後、フリーランスのイベントプロデューサーとして活動する過程で自然と生まれていったもの。さまざまなクライアントから「このイベントを多くの人々に共感してもらうにはどうすればいいか」という相談を受ける中で、「いつか」を「次の週末」に実現できるよう、人々の背中を押すような提案をしたいという想いが芽生えて「NEXTWEEKEND」というブランド名が誕生しました。そんな活動コンセプトを見つけた後、考えていることを発信するうちに、自然とメディアへと成長していったんです。

Dolive・太田:
その情報発信に感化されるファンが多いですよね。そして、そうしたファンの熱量も高い印象があります。

NEXTWEEKEND・村上さん:
そうですね。NEXTWEEKENDでは、雑誌の特集テーマのように、毎月月初に独自のハッシュタグを提案し、「今月はこういうテーマで過ごしましょう」というメッセージを発信してきました。嬉しいことにメディア立ち上げ後、12年間で累計50万件を超える投稿が集まっています。

代表の村上 萌さん

——NEXTWEEKENDがそれほど多くの人々に支持されてきたのは、どのような背景があるのでしょうか。

NEXTWEEKEND・村上さん:
「今はこれが受けるだろう」といったトレンドや流行などの考え方を一切排除して、自分たちが心から好きなことを発信し続けてきたからかなと思います。等身大で人生を楽しみ、良いと感じたことを追求する。その姿勢がブレなかったことで、みなさんに共感してもらえたのかなと思います。長い付き合いの方々からも「ずっと一貫して同じことを言い続けているね」とおっしゃっていただけていますから。

「ピクニックのように人生を楽しもう」。そんなメッセージを住宅で伝えたい

——その中で、2024年9月には、Webメディアの休止に踏み切りました。そこにはどんな想いがあったのでしょうか?

NEXTWEEKEND・村上さん:
Webマガジンが立ち上がって12年という節目を迎えて、今後は情報を発信するメディア運営でなく、暮らしの空間や体験を生み出すプロデュース活動をブランドの中心に据えたいと思ったんです。そして「Life is a Picnic」というタグラインを掲げ、「PICNIC MOTEL」という新たなブランドを立ち上げました。

Dolive・太田:
「PICNIC」というキーワードがNEXTWEEKENDらしいな、と思いました。遥か遠くの頂上に辿り着こうとする山登りではなく、あくまで自分の手が届く範囲で自由に楽しむピクニックというあり方を大切にするというか。

NEXTWEEKEND・村上さん:
そうですね。近年のSNSを見ていると、多くの人が膨大な情報に囲まれて「どうしたらいいですか?」と答えを探し求めてしまう現状があることに気づいたんです。でも、人生には明確な答えはないじゃないですか。だからこそ、音楽をかけたり、友人を誘ったり、コーヒーを淹れたり、自分たちらしく自由に楽しめるピクニックのような感覚で人生を楽しめたらいいなと思って。

Dolive・太田:
ピクニックをするように、日常の景色も自らの手で楽しくデザインしていける。

NEXTWEEKEND・村上さん:
はい。そうしたメッセージを体現するために欠かせない事業のひとつが、まさに「住宅」なんです。これまで衣食住、あらゆる角度からコンテンツを発信してきましたが、そんな暮らしの全てが詰まった空間こそ住宅に他なりません。実際に日常を営む拠点そのものの開発を通して、確固たる暮らしを提案していきたいと考えました。

Dolive・太田:
そこでDoliveとコラボレーションすることになったんですよね。もともとDolive内の記事企画「妄想ハウス」に出演いただいたこともありました。

Doliveメディアで妄想した当時の家

NEXTWEEKEND・村上さん:
当時は「PICNIC MOTEL」を立ち上げようとしていたときで、これからの方向性についてぼんやりとしたイメージしかありませんでした。でも、暮らしを営む拠点である「住宅」について、メンバーそれぞれの視点を持ち寄って、絵に描き起こしてもらうことで、ひとつのきっかけになったと思っています。

Dolive・太田:
「妄想ハウス」の段階で、すでに「MOTEL」というキーワードは出ていましたよね。モーテルには「ラグジュアリーな非日常ではなく、日常の延長線上にある一時的な非日常やピットストップのような場所」というニュアンスがある。その視点をうかがったときに、とても素敵だなと思ったんです。

NEXTWEEKEND・村上さん:
ピクニックがもたらす日常を楽しむ視点、モーテルがもたらす日常の延長線上にある非日常という視点。その掛け合わせが、NEXTWEEKENDが新たに考える空間のあり方にぴったりだったんです。そんな空間を住宅で再現できたらいいなと思っている中で、Doliveさんの協力を得て、今回「PICNIC MOTEL House Project」をリリースすることができました。

Doliveの新商品「PICNIC MOTEL House Project」に込めた想いとこだわり

——具体的に「PICNIC MOTEL House Project」は、どのような住宅なのでしょうか?

NEXTWEEKEND・村上さん:
「PICNIC MOTEL House Project」の住宅コンセプトは「日常を映画に、暮らしをピクニックに」。どんな人の日常も切り取れば映画になること、そして暮らしの中にピクニックの視点を取り入れることを目指しています。

具体的な設計プランとして取り入れたのは、以下の5つです。
① 料理中も会話がはずむこと=ラウンドカウンター
② コーヒータイムが楽しくなること=車窓のようなフレーム窓
③ リビングやキッチンと行き来できること=中庭
④ 朝が来るのが待ち遠しくなること=バルコニーのある寝室
⑤ 日常を特別に感じること=アートのような佇まいの外観

ピクニック視点を取り入れたダイニング&キッチン
5つのポイントが散りばめられたベッドルーム

Dolive・太田:
開発過程では、こうしたエッセンスについて言葉や写真で具体的なシーンやイメージを共有いただきましたよね。12年間、ライフスタイルコンテンツをエンドユーザーと対話しながらつくり続けてきた感性と、それを言語化・可視化する力はさすがだなと思いました。鮮明に情景が浮かんだのでプランニングしやすかったです。

NEXTWEEKEND・村上さん:
でも、住宅商品として開発する上で、Doliveさんの視点や知見にはとても助けられました。これまでは私たち自身が主語となって直接発信できていたけれど、住宅商品となると加盟店のみなさんが主語となって発信・営業していただくことになる。属人性を排除しても、いかにプロダクトとして一人歩きできる商品にできるか。その視点で、たくさん議論させていただきました。

Dolive・太田:
Pinterestでイメージを共有しながら「こういうことですよね」という認識合わせを何度も行いましたよね。「天気の良い日は、外で朝食を食べる」「都会的なアートピースと田舎のクラフト品をミックスして飾る 」など、ターゲットが求める世界観をとにかく再現することを意識しました。

NEXTWEEKEND・村上さん:
たしかに情緒に訴えかける世界観をつくることは大切にしましたよね。まずは「こういう生活がすごく好き」とエンドユーザーが感じられるデザインにする。そして、単に「ラウンドカウンター」で終わるのではなく、「料理を作りながら会話して、作りながら飲んで、時に一緒に作って……そうして気づけばみんなが巻き込まれていて、料理のプロセスをずっと楽しいと思えるようになる」というストーリーを加える。デザインのハード面に加えて、「なぜそうしたのか」というWhyの部分を言語化することで世界観を表現できたらと思いました。

Dolive・太田:
この「PICNIC MOTEL House Project」は、営業のスクリプトで伝えるものというよりは、言葉で表現しきれないものを含めてPICNIC MOTELの世界観やブランドそのものをパッケージして伝えるべき住宅だと考えています。Doliveとしても、住宅営業の現場で活用できるさまざまなリファレンスを用意していけたらと思っているところです。

「PICNIC MOTEL House Project」から広がる可能性

——この「PICNIC MOTEL House Project」について、どのような展開が生まれたら良いなと思いますか?

NEXTWEEKEND・村上さん:
「こんな暮らし、理想だと思っていたけれど、私にもできるじゃん」とユーザーに実感してもらえるような展開が生まれたらいいなと思っています。
PICNIC MOTELとして重視しているのは、「素敵なお家に住む」ことよりも「自分の理想の暮らしを叶える」こと。完成した家にただ住むのではなく、住む人それぞれが主役になれて、それぞれの物語が描けるような空間を提案したい。そのためのきっかけづくりにも取り組めたら、と思っています。

Dolive・太田:
PICNIC MOTELでは、「PICNIC MOTEL House」を活用した宿泊事業を始めようとしていますよね。その構想についても聞きたいです。

NEXTWEEKEND・村上さん:
「暮らしの試着室」をコンセプトに、山中湖畔で「PICNIC MOTEL House Project」の宿泊事業を準備しているんです。少し早起きして森を散歩する、ハーブを摘んで美味しい朝食を楽しむ、朝からサウナに入ってスッキリした頭でやりたいことに向き合う……そんな「いつか落ち着いたらやりたい」と思っていたことが全てできてしまうような場所を目指しています。
この宿泊施設で「暮らしを試着」し、「私、こういうことやりたかったんだ!」という気づきを得て、日常に持ち帰る。そんな体験をしてもらいたいんです。

Dolive・太田:
Doliveも「家づくり、もっと自由に考えない?」「あなたはどんな暮らしがしたい?」といったように、住む人に能動的に考えてほしいという思いがあります。だから、PICNIC MOTELの考え方には、とても共感しますね。
また、これまでのDoliveのラインナップとも一線を画したテイストですし、すでにPICNIC MOTELさん自身も取り組んでいるように宿泊施設といった用途でも活用できる。ターゲットや事業の幅を広げる意味でも非常に期待値の高いプロジェクトだなと感じています。

NEXTWEEKEND・村上さん:
「PICNIC MOTEL House Project」に込められたデザインやこのプロジェクトで取り組む企画には、全て理由があります。「いわゆる“丁寧な暮らし”というやつ」で終わるのではなく、その背景にある意図を理解していただけたらきっと価値が伝わるのではないかと思っています。

Dolive・太田:
私たちもストーリーや意図が伝わるさまざまなコンテンツを発信し、エンドユーザーはもちろん営業現場でも活用できるリファレンスを充実させていけたらと思います。

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家づくりのアイデアが生まれるプラットフォーム。

家づくりのアイデアが集まる情報Doliveメディアや、自分たちが暮らしたい家を想像できるシミュレーションアプリを軸に、オリジナル住宅「Dolive HOUSE PJ」や「HOUSE RECIPE」も展開。

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日常を映画に、暮らしをピクニックに。思い描いた憧れを、ひとつずつ叶えていく家。
ライフスタイルプロデュースチーム・NEXTWEEKENDとDoliveが手掛けた、新しい住宅。

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