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自由な想像力で創造する。Dolive©️が手がけるWATCHTOWER SAUNA開発の裏側。

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INDEX

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クリエイティブディレクター

クリエイティブディレクター

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Dolive主宰

Dolive主宰

お互いの念願が叶ったサウナプロジェクト

——今回のコラボレーションの経緯について教えてください。

林:もともと僕はFreshServiceのファッションアイテムが好きで、普段からよく着ていました。そんな背景もあって、僕がMCを務めるラジオ番組「What’s New FUN?」で南さんにゲスト出演していただいたんです。番組内で「何か一緒にできないですかね?」とお話したことから話が発展。南さんが大のサウナ好きということもあって「サウナを一緒につくりませんか」と提案して、プロジェクトが立ち上がりました。

南:僕としては「やっと実物のサウナがつくれる!」という感覚でした。FreshServiceでサウナをテーマにしたプロダクトライン『ReFresh!Service.』を運営しているものの、これまで実際にサウナは手掛けたことはなかった。それなのに「ReFresh!」と謳ってサウナのアパレルを提案しているのがなんだか気恥ずかしかったんですよね。だから、今回のWATCHTOWER SAUNAプロジェクトは念願が叶った気持ちです。

林:僕自身も、FreshServiceと一緒にサウナをつくれるのは光栄でした。
今回はブランドやクリエイターとコラボレーションしながら自由な発想で住宅を表現するプロジェクトDolive©内のプロジェクトとして実現。これまでのDolive©は、CG空間上で住宅を表現していましたが、WATCHTOWER SAUNAでは初めて実物をつくりました。

コンセプトからディティールまで、こだわり抜いたプロダクト

——プロジェクトはどのように進んだのでしょうか?

林:WATCHTOWER SAUNAくらいのスケールだと、本来設計からかたちになるまで3カ月くらい。でも、今回はプロジェクトの構想からリリースまで2年弱かかっています。それくらいコンセプトやデザインにこだわりました。

南:「僕とコラボレーションするとめんどくさくなるよ(笑)」とは伝えていました。だって、コンセプトにも、ディテールにも、とにかくこだわるから。

林:Doliveとしても、FreshServiceの世界観を崩さずにデザインに昇華できるよう、丁寧にプロセスを紡いでいきました。普段、住宅プロダクトをつくる上では、僕たちが主導することが多いんですけど、今回はFreshServiceさんとコンセプトについてディスカッションを重ねることからはじめたんです。結果的に“チーム南”として、クリエイティブにこだわりを持っているFreshServiceらしいサウナをかたちにできたと思います。

——実際にできあがったWATCHTOWER SAUNAでは、どのようなコンセプトを据えたのでしょうか?

六角形の形状が特徴的な外観。「監視塔」というテーマを軸にして「テント」「サウナ」などの要素を解釈・再構築。

南:FreshService自体が持っているいくつかのエッセンスの中から抽出したのが“ミリタリー”という要素。これをいかにサウナで表現できるかを考えました。そこで監視塔というモチーフが思い浮かびました。今回サウナを建てることになった海沿いのロケーションを活かし、閉じた空間になりがちなサウナで外を見通すことができたらいいなと思ったんです。

ドア面、壁面には両ブランド名とテントサウナのスペックやマテリアルをシルクスクリーンで印字。そして、蝶番・ドアハンドルには、アーバンなムードを醸し出すシルバーを効かせてアクセントに。

林:「監視塔」というコンセプトをベースに、ディティールにもこだわりましたよね。

南:そうですね。形状や素材など、法律上定められていることと、デザイン上どうしてもこだわりたいことのせめぎ合いでしたね。たとえば、監視塔のような円柱形に可能な限り近づけつつ強度を担保するために六角形の形状を採用したり、軍のテントのようなファブリックを使いたくてサンプルをいくつも確認したり。Doliveと一緒にディティールを詰めていきました。

室内のマテリアルに用いたのは、シダーウッド。杉特有の爽やかな香りが空間に漂う。サウナストーブは、マットブラックの素材がシックな『DAICHI』のアイテムをセレクト。

サウナのある暮らしが珍しくない時代に向けて、新たな選択肢を

——このWATCHTOWER SAUNAでは、どのようなライフスタイルを送ることができると思いますか?

南:とにかく忙しい今の時代、“無”になってリラックスできる時間ってとても貴重じゃないですか。WATCHTOWER SAUNAがあれば、いつでもリラックスできる時間を手に入れることができますよね。朝起きてサウナに入る。海でサーフィンを楽しんだあとサウナに入る。そんなライフスタイルを送ることができると思います。

林:もともとDolive©の目的は、住宅デザインのイマジネーションを広げるリファレンスをつくること。いずれサウナがパッケージとして住宅についているのが珍しくないような時代がやってくる。そんなとき、こんなデザイン性の高いサウナがあるというメッセージを伝えられたらと思いますね。

大体個人宅でサウナを設置するとなると、バレルサウナになることが多い。でも、けっこうデザインが画一的じゃないですか。そんなときにWATCHTOWER SAUNAのようなデザイン性の高いものがあってもいい。

南:これをきっかけに「自宅のサウナにこだわりたい」「オリジナルデザインのサウナをつくりたい」という動きが生まれたらいいですね。

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シミュレーションからはじめる家づくり。

家づくりを試せるシミュレーションアプリと、アイデア・ヒントが集まるメディアを中心に、ユーザー発想で住みたい家やライフスタイルを考えていくためのシミュレーションプラットフォーム。
さまざまなブランドやクリエイターの発想から生まれた住宅デザインも提案しています。

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